こども夢育の主な活動は子どもたちに『体験』の場を提供し、未来の主人公を育てることを使命としています。
子どもたちが『体験』する場はさまざまあります。そのなかで、こども夢育のプログラムデザインは他とは違う体験を提供しています。
リアルを追求した体験プログラム
プログラムの最大の特徴は、
『リアル』な職業体験を提供すること!を魅力としています。
他の体験の場ではやって終わり、見て終わりなものが主流になっています。単に作って終わりの体験では、子どもたちが考え、主体的に行動する機会は少ないです。
言われたこと、教わったことをただそのまま行うのではなく、子どもたちが主体的に考え自主的に行動するというのが『こども夢育の考え』です。
例えば過去に実施した『パティシエの職業体験』では、
「仕込み」→「接客練習」→「模擬営業」→「終業」のプログラムで行いました。
1日のパティシエ業務の全体が体験できる場をイメージして構成し実施したものです。この体験の場では、『主体的に考えること』『自主的に動く力』が養えます。
※パティシエ体験会の様子です。同伴された保護者(親御様)に模擬営業のお客様をお願いしました。
↓
お客様が来店したら、挨拶を行い、お出迎え。
次に席に誘導し、オーダーを取り、オーダーをキッチンに通す。
よくある飲食店の流れを忠実に子どもたちに体験してもらいました。
リアルな体験を行ったことにより、他の体験の場では学べないものが2つもありました。
1. トラブルが起こった時の対処方法
2. 体験を通しての気づき
<1. トラブルが起こった時の対処方法>
子どもたちがオーダーを取り、デザートを順次お客様に提供していた時のことです。
1人のお客様にデザートが届いてないトラブルが発生しました!
子どもたちは「どうしよう」「どうしたら良いの」と少しパニック状態。
子どもたちを集め『この後どうしたら良い?』『お客様はどんな気持ち?』『また来てもらうためにはどうする?』などいくつも考えてもらいました。
まずは、「すぐにデザートを作ってもらうようキッチンに伝える」「お客様の席へ行き謝罪する」「退店する時は今回あったことをみんなで謝罪する」
など、トラブルがあった時の適切な行動を考えることができていました。そして更に、子どもたちは考えたことを行動にまで移すことができました。
<2. 体験を通しての気づき>
パティシエ体験会では、盛り付け担当と接客担当の2つに別れて実施しました。
盛り付け担当と接客担当が交代する際に、『次、接客担当をやる人に何かアドバイスはない?』と促してみると
「オーダーをメモする時は、”桃とぶどうのパフェ”ではなく”パフェ”と省略して書いた方が早いと思いました。」
「他の子の発言も記載したいが思い出せません」
など、体験を通しての気づきがいっぱい出てきました!
子どもたちの ”主体的に考える力” と “体験を通しての気づき” には私たちも、親御様たちも驚きました。
これらの学びは『リアル』を追求した体験だからこそ得られた結果です。
おとなも学べるワークショップ
こども夢育の体験会に参加いただくと『学びの機会』は子どもだけではないと考えます。
だからこそ、保護者として参加いただく親御様たちにも「おとなも学べるワークショップ」として学習の機会を提供しております。
こども夢育のファシリテーターは、人材育成のプロフェッショナルとなる『Teacher Biz』の講師が行っております。
(Teacher Biz の活動はこちらの HP から参考いただけます。詳細をみる)
Teacher Biz で提供する大人の学習『アダルトラーニング』を主体とするカリキュラムの内容を「おとなも学べるワークショップ」として体験いただいております。
多くの体験会では保護者は見守るだけになりがちです。親も学び、子どもも学ぶ。それがこども夢育の他では味わえない体験の特徴です。
過去の体験会では、
「同じように育てている」
「同じように教えている」
なのに”なぜ違うのか?”のヒントである
『優位感覚』
について学んでもらいました。
学習したことで、参加いただいた親御様からはこんな意見をいただくこともできました。
こども夢育の活動は、単に『体験』を提供するだけではなく、参加する子どもから大人まで『体験を通じて学ぶ機会を提供する』のが特徴です。
こども夢育での体験で得られることは『コミュニケーション』や『社会との関わり』『主体的に考える力』『自主的に動ける力』など学べることは多岐にわたります。